無視してよし!飛行機による被曝を放射線研究をしていた僕が考えた

この記事では、飛行機に乗るときに増える被曝量は気にする必要がない程度だと解説します。

  • 飛行機って被曝するんでしょ?
  • どのくらい体に影響があるのか、不安ではあるな・・・

こんな疑問に答えていきます。

特に、旅行を止めるほどではないけど、被曝の影響が気にはなると考えている方に読んでいただきたいです。

海外旅行をするとなると、島国に住んでいる我々日本人は韓国などを除き確実に飛行機に乗ることになります。

一部の方は「飛行機に乗ると被曝する」と、小耳に挟んだことがあるのでは?

え、被曝するの?なんか心配だなあって普通の人は思います。

安心してください、飛行機に乗るって被曝することによる体への影響はほぼありません。

そこで、今回の記事では飛行機による被曝は無視できるレベルだということをお話ししていきます。

なお、僕は大学院を放射線に関する研究をして卒業しているので、結構な説得力は持っているかと。

飛行機に乗ることによる被曝は無視してオーケー!

放射線

上空での被曝は無視していいということを示すため、下の順に説明していきます。

  • 飛行機に乗るとどのくらい被曝量が増えるのか
  • 日常生活ではどのくらい被曝するの?
  • 無視できるとはいえ、被曝量が増えるのは気になる

飛行機に乗るとどのくらい被曝量が増えるのか

飛行機に乗ると当然地上より高度が高いので、大気、つまりバリアの厚みが減り、宇宙からの放射線による被曝が増えます。

じゃあ、どのくらい増えるの?
日本の平野部で1日で受ける宇宙からの放射線量と比較してみましょう。

  • 日本の平野部で1日0.001mSv(マイクロシーベルト)
  • 日本から欧米を1往復すると0.1mSv

うーん、どうやら日本と欧米を1往復すると、平地の100日分の被曝量になるようですね。

なんだか、すごく被曝してそうな感じ。

でも、これは無視していいくらいの影響なんです。

次は、日常に受ける被曝についてお話ししていきますね。

日常生活ではどのくらい被曝するの?

日常生活を送る上で、どのくらいの被曝があるかを解説していきます。

実は放射線って、宇宙から降り注ぐだけじゃなくて、身の回りのありとあらゆるものに含まれるんです。

大気、大地、食品など生活に欠かせないものから、医療関係まで。

例えば、バナナってカリウム40が含まれているため、放射線が多い食べ物なんですよ。

 

管理人
管理人

強いって言っても、余裕で無視できるレベル。

証拠に、放射線に詳しい僕はバナナいっぱい食べてます。

 

年間被曝量

出典:環境省

このグラフを見ると、宇宙線は被曝量において少ない割合しか占めていません。

欧米を1往復すると被曝する0.1mSvを受けても、大したことはないと分かっていただけますね。

無視できるとはいえ、被曝量が増えるのは気になる

このような人も多いと思うので、今度は被曝による体への影響を見ていきます。

被曝による影響

出典:ちょっと詳しく放射線

この図によると、100mSvを越えるとガン死亡のリスクが高まっていきます。

逆に言うと、100mSvから人体に影響が出始めるので、欧米1往復の0.1mSvなんて無視しちゃえます。

むしろ、少量の被曝は体にいいと言う説も・・・?

実は、少量の被曝は体にいいと言う「放射線ホルミシス」と言う説もあるんです。

下は被曝量と白血病のリスクの関係を示したグラフです。

放射線ホルミシス

出典:ヒトにおける低線量放射線ホルミシス

確かに、0.1Sv(100mSv)くらいまでは白血病のリスクが減っています。

あれ?さっきは「100mSvを越えるとガン死亡のリスクが高まっていきます」と言っていたのに?

そうなんです、放射性ホルミシスが期待できるのは白血病などの一部のガンのみ。

皮膚ガンや乳ガンなどは、しっかり100mSvあたりから死亡リスクが上がってきます。

なので、放射線ホルミシスは期待しないでください。

とはいえ、被曝量が増えるって不安すぎる!

不安

理論をこねくり回されても不安なもんは不安。

その気持ち分かりますし、当然だと思います。

しかし、防護服で身を包まない限り放射線は防ぎようがないと言うのが現実。

そこで、少しでもあなたを安心させるために、役立つかもしれない情報を紹介します。

ビールに放射性防護効果があります

なんと、ビール成分に最大34%の放射線防護効果があります。

運がいいことに、LCCでない限り国際線では頼めばビールが出てきます。

被曝が不安な方はちょっと飲んでもいいですね。

 

管理人
管理人

僕は全く不安じゃないけど、飲みまくってます!

 

濡れタオルで放射線カット

濡れタオルで放射線を防ぐことができます。

水は液体なため取り扱いが難しいのですが、実は優秀な遮蔽材なんです。

しかし困ったことに、上記のリンクの実験では、濡れタオルを7〜8cmも重ねて4割カットできたという結論です。

飛行機の中に濡れタオルを持ち込むのも気がひけるし、何より7〜8cmも重ねてやっと4割カット。

飛行機に乗ることによる被曝を防ぐという観点で実用性はないですが、知識として知っていてもいいと思います。

ガイガーカウンターで放射線量を測る

測ったところで被曝は防げませんが、数値で確認できるというのは安心感が出ます。

つまり、お守りですね。

飛行機に乗るときは荷物制限があるので、小さくて軽い下のものがいいかも。

まとめ:飛行機に乗ることによる被曝量は、ほんのわずかでした!

飛行機の放射線は無視できる

この記事で、飛行機による被曝は無視できるレベルだという根拠が分かっていただけたと思います。

とはいえ、人間は理屈で動く生き物ではないので、安心感を得るためにはガイガーカウンターなどを持つのもアリですね。

ちなみに、上空での被曝に対してヨウ素剤は意味ないです。
あれは放射性物質が体に溜まるのを防ぐだけですので、放射線を防ぐ役割はありません。

では、正しい知識をつけて、素敵な旅行をお楽しみください!

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