今回は無料でアメリカまで行った方法と、勝手にグランドキャニオンまで行った話をします。
旅行をしまくっていると、よく聞かれることあります。

よくお金が続くなあ。
いっぱい稼いでるでしょ!
そんなことないです。僕は稼ぎだって人並みですし、なんなら今は無職なので安定した収入はありません。
ただ、頑張ってお金を作ったり、お金がかからないように旅行しているだけです。
その方法はというと・・・
- 超節約でお金を捻出
- ポイントサイトでマイルを貯める
- 仕事で行く
アメリカには大学院時代の学会発表で行ったので、3番目の「仕事で行く」ですね。
なのに、アメリカでの仕事は超最小限だけやって、学会を途中で抜け出してグランドキャニオンまで行っちゃいました。
海外に行くのにこんな方法もあるんだ、大学院生とはこんな生活をしているんだと、頭の片隅にでも入れておくと面白いかと思います。
学会でアメリカに行った話ついて
僕はそこそこいい大学の理系大学院生でした。
大学院では研究室に入り、そこで文字通り研究をして、成果を出すことが卒業要件です。
研究成果の発表の場として「学会」というものがあり、その分野の有識者たちの前で成果をパワーポイントやポスターなどで発表します。
学会は国内外いろんなところで開かれています。
僕は京都、名古屋、東京、青森、アメリカ、フランスで開催された学会に研究室のお金で行けました。
つまり、1円も自腹では払ってないんです。
アメリカの学会は1週間程度毎日開催される世界中から関係者が集まる大きな学会でした。
運がいいことに僕の発表は「初日の午後」だったんです。
早々に発表は終わり、僕の仕事は無くなりましたが、教授には「学会に毎日参加して知見を広めるように」と何度も言われていました。
しかし、僕は自分の発表が初日で終わると判明した時からあることを計画していました。
これだけは外せません。
実は、京都の学会もサボって遊びました。東京もです。
日本で十分にサボりの肩慣らしを終えたので、今度はアメリカでサボろうと決意してたんです。
決意が揺るがないように、veltraでグランドキャニオンのツアーも予約しました。
さて、旅行当日の朝・・・

今日も元気に学会に行ってきます!
ピックアップのバスを全然関係ないホテルにしたおかげで、教授にバレず余裕で行けました。
グランドキャニオン、サイコー!
超壮大!
ホテルに帰ったら、「学会どうだった?誰が優秀賞だった?」教授に聞かれました。

学びの多い1日でしたね。
優秀賞は、名前は分かりませんが男の人が取っていましたよ(適当)。
調子に乗り出す

今日も元気に学会に行ってきます!
自然が好きな僕は、迷わずデザート・ボタニカル・ガーデンという動植物園に行きました。
サボテンは棘がたくさんあってかっこいいなあ!
おしゃれなスーパーのトレーダーズジョーに行ったり、カフェでまったりしたり、豪遊しました。
バレる
バレました。
どこでバレたかは分からないですが・・・。
今考えたら、教授も学会に行っているので、会場で僕と一回も会わなかったのが原因かもしれないです。
ちゃんと学会行ってねーって言われました。
そして、日本に帰った後も何となく扱いが適当になりました。
学んだこと
このことから、僕はあることを学びました。
バレて扱いが少々厳しくなっただけで、卒業できなかったわけではありません。
つまり、グランドキャニオンに行っても行かなくても、卒業というゴールは一緒だったんです。
このグランドキャニオンの話はいろんなところで笑い話にもできています。
そう考えるとむしろ行って良かった。
海外旅行に行くにはこんな意外な方法もあるんです。
理系で大学院に進むか迷っている方、研究室は超辛いですが悪いところじゃないですよ。超辛いですが!
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