
キャンプを始めたい初心者です。
道具って何を揃えたらいいかな?
ちょっと調べただけでも何万とするテントとかあるんだけど・・・
本当に必要なの?教えて!
この記事の内容
- 【合計1万円】キャンプ初心者が買うべき道具を最安値で見積った
- 家にあるものも持って行こう
- キャンプをする時期、場所に気をつけよう
最近キャンプが流行りなので、挑戦してみたい!って人も多いですよね。
しかし、キャンプって初心者にはハードルが高い。
道具も沢山揃えなきゃいけなさそうだし、ちょっと調べると何万もするテントやタープが出てくる。
世間一般に言われる初心者セットを揃えると、それだけで10万弱いっちゃいそうな勢いです。
そもそもキャンプとは単に野外で寝ることであるため、それほどお金をかけるべきではないと自分自身思っています。
お金をかけるのはキャンプに慣れて、やりたいことが出て来てからで十分です。
まずはシンプルに焚き火をして簡単な料理を作り、テントで寝るだけのキャンプをすることを目指しましょう。
というわけで、今までに100回以上キャンプした僕が、キャンプに必要だと思う最低限の5つの道具を選んでみました。
単純に安いものだけを選んだのではなく、質も考慮して合計で11,000円です。
なお、11,000円はファミリーではなく友達同士で行くキャンプを想定しています。
ファミリーだとテント代がかさむので高くなっちゃいます。
この記事を見れば、初めてのキャンプに何を持っていけばいいかがわかるはず。
さて、解説していきます。
【合計1.1万円】初めてのキャンプで買うべき5つの道具
必要なものは以下の5つだけです。
- テント
- 焚き火台
- フライパン
- ヘッドライト
- 薪、炭、ライター (焚き火セット)
テント
車内泊でもキャンプはできますが、ちょっと雰囲気が出ないですよね。
なので、キャンプをするならテントは必要です。
高いものだとソロ用のテントでも3万円を越えてきますが、そんなものは必要ありません。
高いテントは軽かったり風に強かったり防水性能が優れていたりしますが、天気のいい日に車でキャンプ場に行ってキャンプをするだけならオーバースペックと言えるでしょう。
確かに、snow peakやcolemanといった有名メーカーとは一歩引いていますが、日本の新潟県に本社を置く国内メーカーです。
1925年にアウトドア用品を作り始めた、歴史あるコスパ最高なメーカーなんです。
低価格ですが、機能的には優れているテントだと思います。
フライシートも防水処理を行えば多少の雨では漏れの心配もなく使えます。前室も割と広いのである程度の荷物ならしっかりと収まります。
インナーもソロでの使用だと中に荷物を置いても十分なスペースがあります。
ただ、自分は身長180cmですが、斜めに寝ないと頭と足がウォールに触れてしまいます。これからの時期は触れている部分がフライシートに触れてしまい、インナーまで結露で濡れてしまうので注意が必要です。
価格が安いので、キャンプ初めての方にはおすすめかと思います。
出典:Amazon
焚き火台
キャンプの魅力のひとつは焚き火。
しかし、焚き火台が無いと焚き火ができないキャンプ場は非常に多いです。
特に初心者向けの芝が綺麗に整えられているような場所は、ほぼ全てが直火不可でしょう。

焚き火台は、焚き火をするための台。
地面の芝を痛めないように、台の上に薪や炭を置いて焚き火をするよ。
Moon Lenceは中国のメーカーですが、この商品には1年保証がついているので故障時も安心。
さらにケース、灰受け、網もついてこの値段は素晴らしいの一言です。
焚き火台は、グループでキャンプに行くなら誰か一人が持っていればオーケー。
フライパン
焚き火の火を使って料理をするとフライパンにススがたくさん付くので、焚き火専用のフライパンが欲しいです。
100均一のやつで十分でしょう。ダイソーで200円で売っています。
ヘッドライト
忘れがちですが、ヘッドライトは必須。ランタンより必要です。
焚き火やランタンは周囲を照らす役割なので、手元をピンポイントに照らしたりするには不向きです。
ヘッドライトが無いと、食事の時に手に持った食器の中身が見えないので、うまくご飯を食べることができません。
スマホのライトで代用しようとしてもいまいち。
スマホのライトは明るいように思えますが光が拡散して意外と遠くが見えません。
そして何より片手が塞がる。
ヘッドライトはキャンプをするのに必須アイテムです。
amazonで1,699円です(2019/5/16時点)。
litomは聞き馴染みの無いメーカーではありますが、値段が安く防水性能などの機能も十分申し分ないクオリティです。
実際、僕も使っているヘッドライトです。
100均一などで安いのも売っていますが、暗かったり機能が貧弱だったりであまりオススメしません。
薪・炭・ライター (焚き火セット)
焚き火セットの内訳は薪・炭・100円ライターです。
ホームセンターで買っていきましょう。
3つ合わせて1,000円くらいで手に入れられます。
初めてのキャンプでは、家にあるものも持って行こう
家から持って行って欲しいものは以下のものです。あればで十分です。
- 寝袋代わりの布団やクッション
- ペグを打つハンマー
- レジャーシート
- 調理セット
寝袋代わりの布団やクッション、寝間着
寝袋はキャンプ用品の中でも高価なものです。
さらに、テントで寝るには寝袋だけではなくてマットも必要になり、寝袋とマットで安く済ませても1万円はします。
家にある布団やクッションで代わりも効くので、最初のキャンプでは購入しなくても大丈夫です。
ただ、焚き火をした後は服が煙臭くなっていて布団に煙の匂いが付くと嫌なので、寝間着も持っていって布団に入る前に着替えましょう。
ペグを打つハンマー
テントは地面に固定するためにペグを打ちます。
そのペグを打つためにハンマーが必要なので持っていきましょう。
ただ、なければ必要ありません。
フライパンでもペグを打とうと思えば打てますし、芝サイトだったら足で踏むだけでもペグを刺せます。
レジャーシート
焚き火を囲む時に必要なレジャーシートを持っていきましょう。
しかし、これもなければいらないです。
その辺に転がっている石やホームセンターで買った薪の上に座れば大丈夫です。
調理セット
フライパン以外はそれほど汚れません。
包丁や箸、お皿などは家にある物を持っていきましょう。
お皿とコップは紙コップがあればその場で捨てたり燃やしたりできるので便利です。同じ理由で割り箸も便利。
調理セットとして、油は持って行ってください。
ティッシュなどに染み込ませて燃やせば優秀な着火剤になります。
ティッシュを切らしてしまったら、薪に直接油をかけるのもアリ。
キャンプをする時期、場所に気をつけよう
最後に、キャンプをする時期や場所に気をつければ完璧です。
- 夏・冬は避けよう
- 風の強い日、雨の日は避けよう
- お金を払って綺麗な芝サイトのキャンプ場に行こう
夏は避けよう
冬キャンプは辛そうなイメージがありますが、寒さは着込めばなんとかなる。
暑さはどうにもならないので、本当にキツいのは夏です。

実際、自分も冬キャンはするけど真夏はキャンプをしないよ。
キツすぎ!
オススメの時期は場所にもよりますが、4月、11月くらいです。
日中は暑くても夜中になるととても冷えるということも多いので、秋は気をつけましょう。
風の強い日、雨の日は避けよう
風の強い日はテントが立てにくいです。
雨の日はアウトドアには不向きですし、火も起こしにくいです。
天候が悪い日はキャンプ難易度が高いため避けましょう。
お金を払って綺麗な芝サイトのキャンプ場に行こう
世の中には無料キャンプ場もありますが、初めはぜひ有料の綺麗なキャンプ場に行ってください。
その理由は以下の3つ。
- 販売もしっかりしていて足りないものがあればその場で買える
- トイレや水場が綺麗
- 地面が芝だとペグが刺さりやすい
最初のキャンプは快適なものにしたいですね。

無料キャンプ場だと地面が固くてテントに付属しているプラスチックのペグでは刺さらないこともよくあるよ。そういうキャンプ場では鍛造ペグというものが必要。
まとめ:初めてのキャンプは快適なものにしよう!
キャンプに必要な道具は分かりましたか。
必要なものは以下の5つでした。
- テント
- 焚き火台
- フライパン
- ヘッドライト
- 薪、炭、ライター (焚き火セット)
キャンプって単純に外で寝るだけですから、極論を言っちゃえば一円もお金をかけずにもできます。
ただ、そんなのは快適でもないですし、キャンプって言えないです。
快適にキャンプを楽しむにはある程度の装備が必要ですが、初期投資は11,000円で充分です。
まずは焚き火をしてテントで寝ることの楽しさを味わってみてください。クセになっちゃうかも。
楽しくなったら、次は記事を読んでください。
僕が考える、キャンプ三種の神器を紹介しています。
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