「海外でクレジットカードなんて、安全性とか大丈夫?」
「現金で旅行した方が安全そう。」
こんなことを思っていませんか?
実は、現金のみの旅をするなんて、僕は今では考えられない。
世界20カ国以上を旅した僕が旅行に絶対必要だと思っているもののひとつが「クレジットカード」なんです。
しかし、今では旅慣れた僕もかつては現金信者だったことがあります。
バックパッカー初心者の時、ニュージーランドでクレジットカードをほぼ使わず、現金だけで旅していたんです。
そこで僕は「現金が枯渇する」という自体に陥りました。
そんな時に僕を助けてくれたのが「クレジットカード」。
念のためにと持っていったクレジットカードが無かったら、どうやって現金不足を切り抜けるべきだったのか、今でも分かりません。
慣れない海外でお金もなくなった自分を想像してみてください。
不安で、どうしたらいいのか、検討もつかないはず。

海外でお金が尽きたら、バックパッカーとして世界20ヶ国以上を旅した僕でも途方に暮れます。
そんな僕がクレジットカードを頼るようになってどう変わったのか。
- 現金が無くなる心配をせず、思いっきり遊べる
- 海外旅行保険に新たに加入する必要がないので、旅行に余分にお金をかけられる
- ポイントがつくため、現金払いより大きく得をする
僕はどのクレジットカードがいいのか試行錯誤するうちに合計で10枚以上発行しましたが、今では2枚に落ち着きました。
この記事を読んで、バックパッカーの僕がオススメのクレジットカードを持っていてください。旅行の安心度が段違いになるはず。
誰だって、旅行先くらいではお金の心配をせずに遊びたいですからね。
それでは、お話ししていきます。
バックパッカーが実際に持つおすすめのクレジットカード
最初に結論を言ってしまうと、僕はエポスカードとANA VISAカードを持っていきます。
2つのクレジットカードを解説していきますね。
超定番!エポスカード
エポスカードはバックパッカー界隈では超定番なクレジットカードです。
その理由を解説していきます。
超定番とはいえ欠点もあるので、まずはそちらからお伝えしますね。
エポスカードの欠点
- 還元率が低く、普段使いには向かない
- VISAしか選べない・家族カードがないなど
還元率が低く、普段使いには向かない
クレジットカードって、使用するとポイントが貯まりますよね。エポスカードはそのポイント還元率が0.5%なんです。
同じ年会費無料の楽天カードが還元率1.0%なので、エポスカードの還元率が悪いことが分かりますね。
ただ、エポスカードの強みはポイント還元率ではありません。
詳しくは利点の項で後述しますが、海外旅行保険の自動付帯が強すぎるんです。

エポスカードは持つだけ。支払いは別の還元率の良いカードというのが定番スタイルです。
僕もそうだし、知り合いのバックパッカーもみんなそう。
VISAしか選べない、家族カードがないなど
VISAしか選べない、家族カードがない、優待店舗が少ないといった欠点があります。
一応欠点としてあげましたが、これはどうでも良いです。
だって、エポスカードは保険目的に持つだけで使用しないので。
エポスカードの利点
- 年会費無料
- 大学生でも発行できる
- 海外旅行保険が自動付帯
年会費無料で、大学生でもオーケーなのは非常に嬉しいです。学生でも気軽に発行できます。
そして、エポスカード最大の利点は「海外旅行保険が自動付帯」なこと。お金を払わないと入れないと思われがちな海外旅行保険が自動で付きます。
つまり、エポスカードを持っているだけで保険に入っている状態。年会費もかからないので、無料で海外旅行保険に入れるということ。

こんなお得なことがあるの?と思いますが、あるんです。これが現実。
#海外旅行傷害保険
年会費無料のエポスカードの海外旅行傷害保険は、かなり優秀。
海外旅行によく行く人に使ってほしいというエポスカードのメッセージかも? — エポスプラチナカードインビテーションへの道編集部 (@epos_gold_goal) August 21, 2019
実際に発行してみた感想
エポスカードを発行した時、僕は大学生でした。
バックパッカーどころか、初めての海外旅行のためにエポスカードを発行したんです。
収入もないけど発行できるかなーと不安だったのですが、当日中に審査通過のお知らせが来たのを覚えています。
1週間程度で自宅に届き、問題なくエポスカードを入手しました。キャンペーンで数千ポイントももらいました。
当初は少しだけ支払いに使っていましたが、社会人になりもっと還元率の良いカードが手に入ったので、今は本当に持ってるだけ。
エポスカードを手に入れてから任意で有料の海外旅行保険に入ったことがないので、お金の節約にもなりました。
旅行に慣れまくった今でも、エポスカードは僕のバックパッカーとしての旅行には欠かせません。
発行特典の2,000円分のポイントはこのリンクから申し込めば貰えます(この記事のリンクならどれでも良いです。)

クレカ発行しただけで2,000円分のポイントってすごい。
2,000円もらったのと同じだね。
航空会社系。ANA VISAカード
もう一枚は航空会社系のANA VISAカードのゴールド。こちらも超定番。
バックパッカーなら持っている人が多いです。
まずは欠点からお伝えします。
ANA VISAカードゴールドの欠点
- 審査が厳しい
- 年会費がかかる
審査が厳しい
先ほどのエポスカードと違い、審査が厳しめ。
特にゴールドカードは20歳以上で安定収入ありという条件があるので、学生は発行できません。とはいえ、一般的な額の安定収入があれば挑戦してみる価値はあります。
年会費がかかる
ANA VISAカードゴールドは14,000円(税抜き)の年会費がかかります。
ただ、Web明細に登録で1,000円、マイペいすリボ登録で3,500円割引になるので、年会費9,500円までさげられます。
また、還元率が1%以上と高いので、全ての支払いをANA VISAカードゴールドに集約すれば余裕で年会費を回収できます。

僕は全ての生活費をANA VISAカードに集約しているよ。
そして、ついたポイントは全てANAマイルにしています。
ANA VISAカードゴールドの利点
- 還元率がまあまあ
- 海外旅行保険が自動付帯
- 空港カードラウンジの利用
先ほども少し話しましたが、還元率が1%以上とまあまあです。ANAカードというだけあって、ANAのマイルへの変換もそのままのレート。
エポスカードと同じく海外旅行保険が自動付帯。保険の合算も出来るので、2枚持ちでさらに安心度アップです。
そして、最大に嬉しいのが、空港のカードラウンジが使えるところ。ゆったりした椅子、ドリンク、軽食、(場所によっては)アルコールが無料で利用できます。
旅行好きの方は、ラウンジのためだけでもゴールドカードを持つ価値あり。
これは中部国際空港のカードラウンジ。国内最高峰だと勝手に思っています。

カードラウンジは中部国際空港が最強。
ビール無料が超嬉しい。
実際に発行してみた感想
ANA VISAゴールドを発行した時、僕は入社1年目でした。収入は安定しているけど、年収は低い状態。
審査が通過出来るか不安でしたが、3日程度で審査通過のお知らせメールが来ました。その後、1週間程度で手元に郵送で届きました。
エポスカードと入れ替わりのように、バックパッカーの僕のメインカードになりました。
支払いは全てこのゴールドカードに集約しています。
使用料金の1%が貯まるポイントは全てANAマイルに変換しているため、マイルでの旅行の助けになっています。
海外でもキャッシング・支払いと大活躍です。ANA VISAカードゴールドは僕の旅に欠かせません。
色々考えてみた結果、とりあえずANA ワイドゴールドを発行した。 pic.twitter.com/Omot6dbgQb — フジタユウト / ユトログ (@_yutof) February 9, 2019
三井住友カードゴールドの代わりに楽天カードもアリ
三井住友カードゴールドは年会費が14,000円近くかかります。
年会費無料がいい方は、楽天カードがオススメ。
ゴールドカードではないのでラウンジは使えませんが、還元率が1%と高いです。
保険が利用付帯なので、公共交通常用具(電車・バス・タクシー・飛行機・船)を楽天カードで払うことを忘れないでください。
発行は、このリンクからどうぞ 。新規入会で5,000円分のポイントがもらえます。

カードブランドはVISAかMasterCardにしましょう。
理由は下の項で説明するよ。
初心者にはオススメしないクレジットカード
VISA、MasterCard以外のカードブランドはオススメしません。
具体的にいうと、JCB、AmericanExpress(通称アメックス)、Diners Clubなど。
理由は単純で、使える場所が少ないから。
JCBは日本発のカードブランドで、海外では使い勝手が悪いです。
アメックス、DinersClubも同じ理由。
逆に、JCBが使えてVISA、MasterCardが使えないお店は、僕は知りません。VISAかMasterCardどっちかしか使えないお店も、まず無いでしょう。
旅行にクレジットカードを持つ利点
僕が考える利点は5つあります。
- ポイントが貯まる
- 海外キャッシング
- 支払いに使える
- 海外旅行保険
- 空港のカードラウンジの利用
説明していきます。
ポイントが貯まる
カードにもよりますが、使用金額の0.5%〜1.0%程度がマイルとして貯まります。
東京から沖縄まで往復12,000マイルからなので、1%還元のカードだと120万円使えば貯まります。
あらゆる支払いをクレジットカードですれば、年間120万円くらいいくんじゃないでしょうか。
一年に一回、カード会社から沖縄旅行がプレゼントされるのと同じですね。
海外キャッシング
海外キャッシングです。
キャッシングとは、ATMから現金を下すこと。
クレジットカードの海外キャッシング機能を使えば、旅行先のATMから現地通貨が引き出せます。

キャッシングって借金でしょ?危なくないの?

確かに借金だけど、キャッシング自体に危険性は全くないよ。
むしろ、現地通貨を手に入れる最も賢い方法だよ。
台湾を例にしますと、30,000円を台湾ドルに変えようとすると、窓口で換金するより最大3,300円もお得になります。
ATMでお金を下ろす方法も非常に簡単です。
参考 【決定版】台湾で最も効率よくお得に両替する方法【クレカ】
支払いに使える
これも大きいです。
- クレジットカードの方が現金より信用できる
- 両替しなくて済むから手数料がかからない
- 現金を扱わないのはとにかく楽
クレジットカードの方が現金より信用できる
クレジットカードより現金の方が信用できそうですが、全然そんなことありません。
現金は落としたり盗まれたら終わりです。
クレジットカードは止めてしまえば、そこで被害は食い止められます。
両替しなくて済むから手数料がかからない
クレジットカードを使えば、両替せずに買い物できます。
つまり、両替手数料がかかりません。
両替手数料は1割以上かかることも多いので、これはとてもありがたい利点です。
現金を扱わないのはとにかく楽
海外のお金って、どれか何円か全然覚えられないんですよね。
めんどくさいからお札で払って、また小銭が増えるなんてことも多い。
そもそも、大きすぎるお札だと偽札を警戒して、受け取ってもらえないこともあります。

アメリカでは、1セント硬貨をいつ使えばいいかわからん。
どんどん増えていってしまう!
海外旅行保険
クレジットカードには海外旅行保険が付いているんです。
その保険の利用条件には2種類あります。
- 自動付帯
- 利用付帯
自動付帯は、クレカを持っていさえすれば保険が使えます。
利用付帯は、そのクレカで公共交通常用具(電車・バス・タクシー・飛行機・船)を利用すれば使える保険。
持つなら自動付帯のカードです。傷害死亡・後遺障害以外は複数枚の合算もできます。
別途任意で海外旅行保険に入る必要も無くなります。

僕が今回紹介した2つのクレカは両方自動付帯だよ。
持っているだけで保険が有効って、すごくありがたい。
空港のカードラウンジの利用
先ほども少しお話ししましたが、ゴールドカードは空港のカードラウンジが使用できます。
空港での待ち時間を有効に使えるので、これは嬉しいです。
バックパッカーのおすすめを、あえて一つに絞るなら・・・?
確実にエポスカード。
年会費無料、大学生もオーケー、保険自動付帯で最強。緊急時も安心で、24時間日本語対応デスク、不正利用の被害も条件付きですが全額保証。
悪いところは、還元率が悪い(0.5%)ところだけです。
メインの支払いを他のカードにして、エポスカードは持つだけが定番です。
クレジットカードを支払いに利用しないってのが不思議な感覚ですが、利用できるサービス(海外旅行保険)は利用しちゃいましょう。
発行して、旅行のお守りにすればいいです。
マイル貯めるのにエポスカードは向いてないと思って除外してた私、間違ってましたー。
マイラーこそエポスカード 最強!
年会費無料なんだから、得しかしないカードでしたよ! — たびまいるちゃん (@MTameru1) February 21, 2019
まとめ:海外旅行はクレジットカードは必須アイテムです!
なかなか聞けない「バックパッカーのリアルな声」を意識してまとめてみました。
- 現金が無くなる心配をせず、思いっきり遊べる
- 海外旅行保険に新たに加入する必要がないので、旅行に余分にお金をかけられる
- ポイントがつくため、現金払いより大きく得をする
持つべきクレジットカードは、エポスカードとANA VISAカード
(楽天カード
)。
オススメしないクレジットカードはVISA、MasterCard以外。
10枚以上クレジットカードを作りましたが、旅行用はこの2枚に落ち着きましたね。
さて、不安のない快適な海外旅行のために、早速エポスカードを発行しておきましょう。
おそらく、後回しにすると忘れちゃうので。
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