
キャンプって疲れるよね。
翌日の疲労がすごいし、だんだん行くのも面倒になってきちゃった。
せっかくキャンプ用品を揃えたんだから活躍させたいんだけど、やっぱ面倒だなあ・・・。
なんでこんなに疲れるの?原因と解決法を教えて!
こんな疑問に答えていきます。
この記事の内容
- 【物が多い】キャンプが疲れる理由は2つだけです【慣れていない】
- 対策にはダサキャンプがオススメ
- テーマを持ってキャンプすることが大切
みなさん、キャンプって疲れませんか?
キャンプ初日はいいですが、翌日や家に帰った後はどっと疲れる。
だんだんキャンプをするのが億劫になってきて、暑い寒い風が強いなどのキャンプに行かない理由ばかり浮かび、キャンプ道具がインテリアと化している方もいるでしょう。

キャンプ用品はインテリアとしても優秀だからね。
無骨でレトロな感じがとてもおしゃれ。
ただ、本来の使い方はインテリアじゃないぞ!
しかし、私はキャンプを繰り返していくうちに疲れる原因が分かって、今では全く疲れなくなりました。
2泊、3泊連続も余裕です。
その疲れる原因とは「おしゃれキャンプ」。
言い換えると「物が多い」と「慣れていない」です。
SNSなどでキャンプを検索すると、とってもおしゃれなキャンプの画像が出てきますよね。
その画像を見てキャンプに挑戦した方も多いと思います。
しかしそのおしゃれなキャンプ、とっても苦労してお金と労力を消費して作り上げているんですよ。
この記事では私の3桁以上の野営経験から感じた「キャンプが疲れる原因」と「疲れないキャンプの内容」についてまとめます。
この記事を見れば、疲れるキャンプからは卒業し、スマートにキャンプを楽しめます。
キャンプが疲れる理由は2つだけです
キャンプが疲れる理由はたった2つ「物が多い」「慣れていない」です。
下で解説していきます。
物が多いから疲れる・めんどくさい
まさにこれがキャンプを面倒にしている最も大きな要因なんです。
物が多いとなぜ疲れるのか、以下の項目に分けて解説します。
- キャンプ用品は重くてかさばる
- 運搬には「積み込み→設営→撤収→積み下ろし」の4ステップある
- 道具を探す、洗う手間が増える
キャンプ用品は重くてかさばる
キャンプ用品に求められる性質は「火に強い」「壊れにくい」です。
火に強く壊れにくいということは、どうしても材質は鉄などの重い金属になってきます。
テントも薄い材質ではなく破れにくい厚く扱いにくい生地になります。
具体的にキャンプ用品がどれだけ重いのか見てみます。キャンパーに人気な商品をいくつかピックアップします。
メーカー | 商品名 | 重量 [kg] |
snow peak | シェルフコンテナ25 | 3.6 |
snow peak | アメニティドームS | 4.9 |
coleman | アウトドアワゴン | 11.8 |
uniflame | ファイアグリル | 2.8 |
結構重いですね。
もちろん上記の4つだけでキャンプできるわけではありません。
コット、ダッチオーブンなどを入れるとより重く、でかくなります。
アウトドア用品は頑丈に作らなければならない分、どうしても重くなりがちです。
これを運ぶとなると、誰でも億劫になって当然。
運搬には「積み込み→設営→撤収→積み下ろし」の4ステップある
キャンプ道具は使用するだけではなく、運搬も必要です。
運搬の一連の流れは「積み込み→設営→撤収→積み下ろし」の4ステップ。
上記でも示したように、テント、コット、ダッチオーブン、などなどキャンプの道具は大きくて重いものが多いです。
さらにそれを運ぶためのキャリアー。
道具が増えれば増えるほどキャンプは疲れます。
キャンプ場で撤収するだけで何時間もかかるなんてことも・・・。
疲れた状態で家に帰って、さあキャンプ道具を家に運びましょう!なんて言われてもやる気は出ません。
道具を探す、洗う手間が増える
道具が増えるとキャンプ場で探す手間が増えます。
キャンプ場の夜はもちろん暗いので、小さい道具を探すのはとても手間になります。
また、洗う手間も増えます。
キャンプ用品を洗うのって場が遠かったり水が冷たかったりと、面倒ですよね。
物が多いと後片付けが大変問題とその解決法は、下の記事で詳しく解説しています。
慣れていないから疲れて楽しめない
これは人生で初めてキャンプに行った家族にありがち。
誰だってそうですが、初心者の方は自分のキャンプ用品を使いこなせません。
テント設営に1時間近くかけた後、さあタープを貼ろうと思っても慣れてないのでこれもまた時間がかかる。
結局タープ設営にも1時間かかったなんてこともあるでしょう。
テントも立ててタープも立てて、あれもこれもというキャンプはオススメしません。
タープはキャンプに慣れてからにして、テントだけにしましょう。

自分はテントを立てるのに10分もかからないよ。そしてタープは面倒くさいから使わない!日が強い真夏はキャンプをしないようにしているよ。
でも、折角ならおしゃれなキャンプをしたい!
その気持ちは分かります。
そういう方はおしゃれキャンプにはキャンプ場選びにこだわってみるのがおすすめ。
富士山の近くの「ふもとっぱらキャンプ場」とか広場から富士山がばっちり見えてとてもいい環境です。
初ふもとっぱらキャンプ場に到着、設営完了。富士山の絶景に感動‼︎癒されています。 pic.twitter.com/fWTAOnTwG9
— はいりき (@hide21021534) November 5, 2019
中部圏に住んでいない人でも、地元にいい雰囲気のキャンプ場はあるはず。それを口コミやブログ、自分の足で探すのも面白いかも。
以上のような理由で、キャンプが疲れる理由は、物が多いから・慣れていないからです。
対策にはダサキャンプがオススメ
私は対策として「ダサキャンプ」を提案。
ダサキャンプはおしゃれキャンプの対極に位置するキャンプです。
ダサキャンプのコツを以下にまとめました。
- 道具を必要最小限にする
- 料理はできるだけ簡単に、もしくはしない
- 何もしない時間を作る
道具を必要最小限にする
まず、一番の面倒な原因である大量の道具を廃止しましょう。

時期にもよるけど、自分はリュックサック1個に収まるくらいの荷物でキャンプしているよ。
虫がいなくて暖かい時期のキャンプだったら、慣れてる人はテントもいらない!
地面にマット敷いて寝袋でも十分寝られるよ。
ちなみに、僕が考えるキャンプに最低限の装備は「テント・焚き火台・フライバン・ヘッドライト・焚き火セット」です。
詳しくは下の記事にまとめてあるので、道具選びの参考にしてくださいね。
料理は出来るだけ簡単に、もしくはしない
料理は出来るだけ簡単にする事も、楽するためには重要。
- 食材は家で切ってくるか、スーパーですでに切ってあるものを調達
- 家で下準備してきて、キャンプ場では鍋に火にかけるだけにする
- 食材を入れる容器もビニール袋などその場で捨てられるものにする
なんなら、ただのカップラーメンでも外で食べると美味しいです。
旅行先だったら、近所の飲食店でご飯を食べた後にキャンプ場に行くものアリです。
何もしない時間を作る
何もしない時間も、キャンプの素敵な過ごし方です。
暖かい日はマットを敷いて寝ているだけ、夜は焚き火の世話をしながらボーッとする。
毎日の喧騒から抜け出して非常にリラックスできます。
せっかくキャンプに来たからって、無理に釣りしたり遊んだりする必要はないんですよ。
やめる前に、テーマを持ったキャンプを楽しもう
テーマを持ってキャンプすることが大切。
おしゃれキャンプをテーマにするなら、大量の荷物を持っていく必要があるでしょう。
しかし、毎回そうじゃなくてもいいんです。
毎回ダサキャンプでも面白くない。
今回はキャンプ飯に焦点を当てたから、次回は焚き火を充実させよう、その次は快適さを追求するとか、テーマを持つとキャンプをやってもやっても終わりがありません。
奥深さにどんどんハマっていってしまいますよ。
ちなみに、おしゃれキャンプが嫌いな人も少なくないんですよ。
不要なキャンプ用品は売り払おう
自分のキャンプスタイルが出来ると段々と出てくる不要なキャンプ用品は、売っちゃってお金にするのがオススメ。
大きくて高価なキャンプ用品はメルカリなどで売ると結構な送料、手数料がかかってしまいますが、買うトドアでは集配してくれて、手数料も0円です。
メルカリのように買い手がつかなくて結局売れなかったという事態にも陥らないのがいいですね。
そして、大手キャンプ情報サイト「CAMP HACK」が運営している買取業者という、信頼できるバックグラウンド。
不要なキャンプ用品は買うトドアで売り払って、次のキャンプ用品を購入する足がかりにしましょう。
さあ、ゆったりしたキャンプを楽しもう!
- キャンプが疲れる理由は「物が多い」と「慣れていない」
- 対策にはダサキャンプがオススメ
- テーマを持ってキャンプすることが大切
一番もったいないのは、キャンプに行かなくなって、折角物を買い揃えたのにキャンプしなくなることです。
「物を活躍させる」というテーマを持ってキャンプして、ぜひ活躍させてあげましょう。
さあ、ダサキャンプでゆったりしたキャンプを楽しんでください。
ちなみに、僕はBBQも嫌いです。↓の記事を読んでみてください。
コメント
ありがちなのが、キャンプ場の地域ならでは名産が食べたい飲みたいってことで、道の駅やスーパーなどで買い物に時間を割きすぎて、チェックインの時間が遅れて設営や料理の準備があわただしくなるっていうパターン。
まあ気持ちはわかるけど、よく考えると地域の名産なんてそんな感動するほど美味しいものなんてめったに無くて、どっちかというと「ここに来た記念」の意味が大きいんですよね。値段も高いし。
そのために大事な時間を費やすよりも、できるだけ早くチェックインしてゆっくりと丁寧に料理をするほうが、たとえありきたりな食材でも結果的に満足感が大きいと思います。バタバタしてるとそれだけで気も体力も疲れますしね。
自分は出発の前日までにすべての食材を買って冷凍・冷蔵して持って行き、道中は買い物には寄りません。