この記事では、飛行機に乗ったら航空性中耳炎にかかり、仕事にも影響が出てしまった経験をまとめます。
もしあなたが、何ヶ月も前から旅行の計画をし航空券を取り、いざ当日、風邪をひいてしまったらどうしますか?
ほとんどの方が、多少の体調不良なら強行して旅行に出かけるでしょう。
それは僕も同じ。
しかし、僕は風邪をひいた状態で飛行機に乗ったら「航空性中耳炎」にかかったことがあります。
右耳だけ聴力がガクンと落ち、仕事にも支障が出ました。

右側から話しかけられても、聞こえない。
上司の呼びかけを何度も無視する結果になってしまいました。
そこで、今回は僕が航空性中耳炎にかかった経緯、原因、対処法などを解説します。
この記事でわかることは以下の3つ。
- 航空性中耳炎を予防するために、離着陸時は起きておこう
- かかってしまったら、対処法はありません
- 周りの人には中耳炎であることを説明しておこう
航空性中耳炎はあまり知られていませんが、こういう病気もあると知識を得てください。
それでは、解説していきます。
僕は航空性中耳炎になって、上司の呼びかけを無視する形になりました
沖縄旅行の当日、僕は風邪をひいてしまいました。
体調が良くなかったが、旅行を強行した
風邪をひいていた上に、休みを取るためにギリギリまで仕事を詰め込んでいたため寝不足でした。
体調はまあまあ悪かったのですが、航空券もホテルも取りましたし、旅行のために仕事を頑張っていたので旅行を強行。
鼻がつまり、頭もクラクラしています。
しんどかったですが、我慢できるレベルだったんです。
飛行機の席に座った後、離陸前に寝落ちする
空港で問題なくチェックインして、飛行機に乗り込みました。
睡眠不足もあって、席に座った後、離陸を待たずに寝落ち。
離陸時の激しい揺れにも関わらず、僕はずっと眠っていました。
起床後、右耳が聞こえないことに気がつく
飛行機が安定してきて、数十分後に起床。
すぐに右耳が詰まった感じがして聞こえないことに気がつきます。
飛行機によくあるただの気圧の変化からくる症状だろう、と思いいつものように軽く耳抜きをします。
しかし、全く耳のつまりは無くならない。
何度耳抜きを繰り返しても症状は変わりません。
地上に着けば治るだろうと楽観視していましたが、結局、旅行中はずっと右耳が聞こえない状態でした。

風邪自体はぐっすり眠ってすぐによくなりました。
体は元気になっても、耳のつまりは無くならなかった。
治るまでの10日間、仕事にも支障をきたしていました
旅行から戻っても、病院に行っても、右耳は聞こえないまま。

正直、手術するか放置しかない。
手術は嫌でしょ?
時間をかけて治るのを待つしかないね。

そんなあ。
当然、仕事にも支障をきたします。
具体的には、話しかけられても聞こえないので、思いがけず無視する形になってしまいました。

じゃこくん、ちょっといい?

・・・(無視)
きちんと説明して分かってもらえましたが、右耳が使えないのは本当に不便でした。
10日間程度で自然と治りましたが、耳が聞こえない間は仕事にも身が入らず、効率も最低レベルでした。
僕が航空性中耳炎にかかった経験からわかること
僕の経験からわかること3つを紹介します。
- 航空性中耳炎を予防するために、離着陸時は起きておこう
- かかってしまったら、対処法はありません
- 周りの人には中耳炎であることを説明しておこう
解説していきます。
航空性中耳炎を予防するために、離着陸時は起きておこう
耳鼻咽喉科のHPによると、原因と予防方法は以下のようなもの。
原因
鼻づまりなどで、鼻腔がうまく気圧調整できなくなる
予防法
- 水や「つば」を意識的に飲み込む
- アメなどをなめる
- あくびをする
- 特に飛行機が降下を始めたら眠らないで、上記の動作を繰り返して行う
僕が航空性中耳炎になったときの状況は「鼻づまり」「離陸時(気圧が変化する時)に寝る」といった、最悪のものでした。
水、アメはいつも手元にあるわけではなく、あくびもいつでも出せるものではありません。
では、せめて気圧の変化が起こる離着陸時は寝ないで「つば」を飲み込んで航空性中耳炎を予防しましょう。
かかってしまったら、対処方法はありません
正確には手術という治療法があるようなのですが、それを選択する方はほぼいないでしょう。
手術はお金がかかるし、放置していれば治る病気なので。
なので、航空性中耳炎を予防するのが最も大切。
かかってしまったら、もう遅いですよ。
周りの人には中耳炎であることを伝えておこう
航空性中耳炎は、当然見た目からは分かりません。
本人は耳が聞こえないから気がつかなくても、声掛けした方から見たら単なる無視。
印象は良くありません。
なので、自分から先手を打って耳が聞こえないことを伝えておきましょう。
体調管理がなっていないとか言われるかもしれませんが、無視するよりかはマシですし、誠実です。
航空性中耳炎は予防が命
この記事でわかることは以下の3つ。
- 航空性中耳炎を予防するために、離着陸時は起きておこう
- かかってしまったら、対処法はありません
- 周りの人には中耳炎であることを説明しておこう
多少の体調不良なら旅行を敢行してしまう方。
ぜひ、僕の経験から学びを得てください!

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