今回は、僕が海外で物乞いに会ってもお金を渡さないという話をします。
- 海外に行ったら物乞いに会って怖かった
- 対応がわからなくて、思わず逃げちゃった
こんな経験をした方も多いでしょう。
ご飯を食べていたら子供がお金を要求してくる、電車を待っていたら物乞いにしつこく絡まれる、街角でボロボロの格好の老人が力なく横たわってお金を求めているなどなど、僕は何度も物乞いに絡まれたことがあります。
今回はそんな僕が、海外で物乞いにあってもお金を渡さないようにしている理由をお教えします。
- 一人にあげると、何人も集まってくる
- ビジネス化しているという話も聞く
- 本来は禁止されている国も多い
この記事を読めば、物乞いにどうやって対応したらいいか、分かるはずです。
まずは、僕が世界で出会った物乞いの話をしましょう。
僕が海外で物乞いに会った体験談3つ
他にも何度も物乞いに会っていますが、例として3つ紹介します。
アメリカで電車を待っている時、物乞いに遭遇
アメリカのアリゾナ州に行ったときの話です。
トラムという路面電車に乗ろうと、ベンチに座って待っていると、背の高い黒人男性に話しかけられました。
見た目が優しそうな方だったので恐怖心などは全くなく、何か困っているのかなと対応。
しかし、少し話すうちに、お金を要求されていると気がつきました。
その頃、僕は旅行慣れしていなかったので、どうしたらいいかわからずオロオロすることしかできない。
しばらくすると電車が来たので、それに逃げ込み難を逃れました。
マレーシアの屋台で子供の物乞いと遭遇
マレーシアの屋台でご飯を食べているときの話です。
夕飯を観光客がよく集まる屋台村で取っていると、一人の子供が近づいてきました。
どうしたんだろう、物でも売りに来たかなと思っていたら、黙って手のひらを出されました。
ああ、これはお金を要求されているな、とすぐに気が付き、僕の旅行人生で唯一、お金を渡しました。
その子供はすぐにいなくなったのですが、お金をくれる観光客がいるぞと徐々に人が集まってきました。
たまらず、僕は逃げるようにその場を立ち去りました。
オーストリアでバックパッカーの物乞いに遭遇
物乞いは何も現地人だけではありません。
お金がなくなったバックパッカーが物乞いをしているパターンもあります。
何か芸や物を売ってお金を稼いでいる人はマシですが、本当にただ「お金をください」という紙だけ持って立っている人も。
僕がオーストリアで見た白人のバックパッカーは後者のパターンです。
物乞いをしている理由は何かあるかもしれませんが、ほとんどお金は集まっていません。
物乞いでご飯を得て1日を凌いでいるわけじゃなく、彼らは旅行(遊び)の資金が欲しいだけですからね。
海外で物乞いに会った時に覚えておきたいこと3つ
本題です。
僕が物乞いにお金を渡さない理由をお教えします。
- 一人にあげると、何人も集まってくる
- ビジネス化しているという話も聞く
- 物乞いは禁止されている国も多い
解説していきます。
一人にあげると、何人も集まってくる
これは僕のマレーシアの例ですね。
子供の物乞いにお金をあげたら、どんどん他の物乞いが集まってきました。
どさくさに紛れてスリなどの被害に会ったり、軽犯罪の温床にもなります。
どうしても子供が可哀想なら、お菓子やご飯などをあげるといいでしょう。
お金じゃないので、集まってくる人数も少ないです。
ビジネス化されているという話も聞く
「物乞いの人にお金をあげても、元締めに巻き上げられる」という話も聞きます。
現金の受け渡しの現場を見たわけではないので、本当かは分からないです。
しかし、物乞いには「縄張り」があったり、彼らは別にホームレスでもないなどの噂を総合すると、本当でしょう。
ビジネス化している思うと、可哀想でもなんでもないです。
物乞いは禁止されている国も多い
例えば、日本ではホームレスは見るけど物乞いって見ないですよね。
それは法律で禁止されているからです。
他にも、ドバイでも物乞いは法律で禁止されていますが、それでも物乞いがいます。
その理由は、月給800万円以上稼げるから。
ドバイのようなイスラム教の国はザカートと呼ばれる義務があります。
ザカートは年収の2.5%を貧しい者に寄付するというもの。
これを利用して、お金持ちから物乞いをする「プロ物乞い」が存在します。
参考:ニコニコニュース
海外で物乞いに会っても、お金は渡さないのが無難
僕が海外で物乞いに会った経験から、伝えたいことが以下の3つ。
- 一人にあげると、何人も集まってくる
- ビジネス化しているという話も聞く
- 物乞いは禁止されている国も多い
物乞いは初めて海外に行って、びっくりすることのひとつです。
複雑な気持ちになりますが、無視するのが一番です。
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