ペグが入らない!どうしよう!
テントやタープが建てられなくて困りますね。もしかしたら、今あなたはキャンプ場でこの記事を読んでいるのかも…
そんな時どうしたらいいか、100泊以上キャンプをしてきた僕が解説していきます。
最初に結論。以下の通りです。
- 袋に入れた土や水、石で重しをする
- 木や車に結ぶ
- 近くのキャンパーにペグを借りる
そして、次のキャンプはどんな地面にもグイグイ刺さる「鍛造ペグ」を手に入れていきましょう。
地面が固くてペグが入らないときの対処法
残念ながら、よわーいペグがグイグイ入っていく魔法のような技はありません。
地面が固ければ、それより柔らかいペグは曲がったり折れたりします。
対処法としては、以下の3つを試してみてください。
- 袋に入れた土や水、石で重しをする
- 木や車に結ぶ
- 近くのキャンパーに性能のいいペグを借りる
解説していきますね。
袋に入れた土や水、石で重しをする
何か袋を用意して、土・水・石などを入れて重しにする。単純ですが、意外と効果があります。
そんなんで固定できるの?と思うはず。結構メジャーな方法なんです。
monbelにはメッシュアンカーという小石を詰めてペグの代わりにする網が売っていますし、自作する人も少なくありません。
石がゴロゴロしてて、ペグが刺さりにくい河原用に
— UNKNOWN (@unknown23822) March 19, 2020
メッシュアンカーを作成△ pic.twitter.com/BjlAwrKMNd
利点は、袋さえあれば成立すること。
欠点は、それほど強く固定できないことですね。
木や車に結ぶ
これは僕は結構やります。
グループキャンプで友人にペグを貸して足りなくなったときとか、この方法を知っていると意外と便利。
車はホイールに結ぶと傷もつかなくていいですよ。
利点は、かなり頑丈に固定できること。
欠点は、紐の用意がいることと、場所を選ぶことですね。
近くのキャンパーに性能のいいペグを借りる
結局コレが一番楽。
周りのキャンパーに借りると、意外と貸してくれますよ。僕も貸して欲しいって頼まれたことあります。
利点は、とにかく楽なこと。
欠点は、相手に気を使わせないように、撤収の時間を早くして返却しなきゃいけないことですね。
硬いペグを借りて穴だけ開けるのもあり
借りたペグで穴だけ開けるのもありです。
- ペグ借りて地面に穴をあける
- 空いた穴に自前のペグを刺す
- 借りたペグをその場で返す
確かに抜けやすいですが、ペグが刺さらないよりかは100倍マシでしょう。
1本だけめちゃ硬い鍛造ペグを持っておいて、本命はアルミペグというキャンパーもいますよ。
キャンプ前の準備で全てが決まる
結局、キャンプ場で試行錯誤するより硬いペグを準備した方が確実ですね。
僕のオススメは、村の鍛冶屋のエリッゼステークという鍛造ペグ。
鍛造鉄でできているので、石も砕いて入っていきます。最強。僕が持っているペグは、エリッゼステークの18cmを8本と緊急用のアルミペグだけ。
利点としては、最強の安心感ですね。コレさえあれば地面がいくら硬くてもテントが張れる。
欠点としては、重いこと。18cmのもので1本77g。同じくらいの大きさのアルミペグだと1本10g程度なのでその重量感が分かるでしょう。
ただ、車でキャンプに行く人ならこのくらいの重さなら大したことないでしょう。テント張れないことの方が問題。
エリステと同じようなペグ「ソリステ」もあるぞ
エリッゼステークを紹介してきましたが、同じようなペグでソリッドステークというものがあります。
性能はあまり変わらないので、お好きな方をどうぞ。
比較表はコチラ↓
エリッゼステーク | ソリッドステーク | |
メーカー | 村の鍛冶屋 | snow peak |
長さ, cm | 18, 28, 38 | 20, 30, 40, 50 |
ざっくり金額, 円/本 | 300, 350, 650 | 320, 420, 830, 1110 |
色 | 黒・赤・青・白などなど | 黒 |
特徴 | 断面積が楕円で回転しにくく、 抜けにくい | 50cmの超長いペグあり |
僕はエリッゼステーク(黒)の18cmを8本持ってます。
黒は目立たず紛失しやすいので、オレンジとか派手な色にしてもよかったなーって今になって思っています。
まとめ:ペグで困らないように、対処法を知っておこう
ペグが入っていかない時の対処法を紹介しました。
- 袋に入れた土や水、石で重しをする
- 木や車に結ぶ
- 近くのキャンパーにペグを借りる
キャンプは結局、準備が命。ブッシュクラフトなどで対策できるかもしれませんが、上級者向けです。
ぜひ、最高の準備と知識武装をして、悠々自適なゆったりキャンプを楽しんでください。
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