この記事では、旅行・アウトドア好きの方はMT免許を取るべきだという話をします。
先日、こんなツイートをしました。
旅行好きのみなさま!
— じゃこ (@jaco24606898) 2019年6月12日
マニュアル車と普通二輪の免許を取ることをおすすめします。
海外旅行の選択肢にレンタカー、レンタルバイクを追加できます😆
今回はこの内容を詳しく説明します。
車の免許はAT限定免許かMT免許、どちらを取得したらいいか迷っていませんか?
僕の旅行・アウトドア人生を振り返ると、間違いなくMT免許が正解です。
そして、今AT限定免許を持っている方はMT免許に更新するのをオススメします。
理由を簡単に説明すると、AT限定免許は自由度が低いんです。
- AT限定免許は旅行の自由度を下げる
- 行けるキャンプ場にも制限がかかる
この記事を読んだら、迷うことなくMT免許を選ぶようになるでしょう。
アウトドア好きにとって、AT限定は自由度が低い
自由度が低いという理由を解説していきます。
ヨーロッパ、アジアの新興国のレンタカーはMT車が主流
世界中の国でAT車、MT車どちらが多いかまとめます。
- ATが主流:日本・アメリカ・オーストラリア・中東etc…
- MTが主流:ヨーロッパ・南アメリカ・アジアの新興国etc…
この比率はレンタカーにもそのまま現れています。
もしAT限定免許だと、ヨーロッパやアジアでレンタカーを借りようと思ってもAT車が残っていないなんてことも。
旅行の自由度をガツンと下げてしまします。
ヨーロッパのAT車の比率
icctが発表しているヨーロッパの自動車に関する報告書です。
高級車はAT車が主流ですが、全ての車を総合するとおよそ30%しかAT車はありません
(参考:日本はAT車の比率が99%)。
年を追うごとにAT車の比率は上昇傾向にありますが、全体ではまだまだATが主流と言えます。
主な理由はヨーロッパ人は安い車を好むという気質です。
よって、価格と維持費が安いMT車が主流になるというわけです。
インドのAT車の比率
AT車はMT車より12万ルピー(約21万円)程度割高で、これまでインドの消費者は買い替えに消極的だった。この結果、AT車の普及は米国などに大きく後れを取っていた。AT車の販売シェアは2年前の倍以上に拡大したとはいえ、なお企業の売上高全体の5%余りにすぎず、先進国に比べて極めて低い水準にある。
引用:SankeiBiz
アジアの新興国を代表して、インドを見ていきます。
SankeiBiz様によると、インドのAT車の販売シェアは5%程度に過ぎません。つまり、95%がMT車。
その理由はMT車の特徴に由来しています。
- 安い
- 整備をしやすい
- エンストしても押しがけができる
MT車はAT車と比べると、部品数が少ないので安くて整備がしやすいです。
そして、エンストしても押しがけができるので、新興国ではまだまだMTが主流なんです。
(押しがけは車を押してエンジンをかける方法です。詳しくはwikipediaをご覧ください。)

余談だけど、僕はタイでタクシーがエンストして押しがけさせられた経験があるよ。
タイでもMT車が主流だね。
行けるキャンプ場に制限ができる
AT車では、行けないキャンプ場が出てきます。
僕がよく行く静岡県の秋葉神社キャンプ場というところは川の近くのサイトです。
地面が砂利なので、AT車ではスタックした時に脱出できません。
MT車の四駆のローギアでやっと脱出できるレベルです。

秋葉神社前キャンプ場、よくスタックしている車を見かける・・・。
やばいと思ったら止まらずに引き返そう!
アウトドア好きは自由が好きな方ばかりでしょう。
じゃあ、AT限定免許を取得して自由度を下げる理由はありませんね。
バイクの免許でもっと自由度をあげる
加えてオススメするのが、MTのバイク免許を取ることです。
大型二輪のMTが一番自由度が高くてオススメですが、普通二輪のMTでも充分です。
海外での移動手段にレンタルバイクも追加できて、グッと自由度が高まります。
海外でレンタルバイクに乗りたいときは普通二輪の免許が自動車免許と別に必要です。
僕は、例えばマレーシア、タイ、台湾でバイクでツーリングしました。
海外でレンタルバイクは、自由度がグッと上がるのでオススメ。
普段じゃ絶対に行かないような、公共交通機関も貧弱な田舎に簡単に行けちゃいます。
僕が台湾でツーリングしたときの動画です。
バイクは旅してる感があってオススメです。
海外で運転って現地の免許が必要なんじゃないの?
現地の免許が必要な国も確かにあります。
しかし、必要ない国も多いんです。国によって、運転できる条件が違います。
- 日本の免許だけでいい
- 日本の運転免許+国際運転免許が必要
- 日本の運転免許+現地語に翻訳した運転免許が必要
- 現地の免許が運転必要
日本の免許だけでいい
グアムなどのバッチリ観光地化された場所は、21歳以上であれば日本の運転免許があるだけで運転できます。
しかし、そのような国はかなり少数です。
→ 参考:トヨタレンタカー in グアム
日本の運転免許+国際運転免許が必要
ジュネーブ条約を締結している国で国際運転免許が有効です。
例えば、ヨーロッパの多くの国、アメリカ、オセアニア、アジアの一部の国で有効です。
→ 国際運転免許が通用する国一覧 警視庁HP
日本の運転免許+現地語に翻訳した運転免許が必要
台湾などは現地語に翻訳した免許が必要です。
→ 台湾でバイクをレンタルする方法
現地の運転免許が必要
ベトナムなどは現地で免許を取得する必要があります。
行きたい国が4種類のパターンに該当するか、チェックしてください。
運転免許の取得は合宿がオススメ
運転免許を取る方法は通学と合宿がありますが、オススメは断然合宿です。
それぞれが優れている点を見ていきましょう。
- 通学:地元を離れる必要がない
- 合宿:安い・早い・出会いあり
通学のいい点は、地元を離れなくていいことです。
つまり、バイトやサークルを休まなくて済みます。
合宿は、安くて早くて出会いがあります。
- 安い:通学より5万円程度安いです
- 早い:日程が組まれているため、2、3週間程度で取得可能
- 出会いあり:大学生が全国から集まってきます
特に出会いが最高です。知らない同世代と合宿する機会なんて、なかなか無いですよ。
僕自身、連絡先を交換した人が何人かいます。
上のサイトは最低価格保証サービスが売りで、最安値確定なのでオススメ。
迷ったら、東北、北陸、九州あたりがいいです。
日本の端っこなので、こんな機会がないと一生足を踏み入れないかもしれない。
● 運転免許センターで一発取得という手もありますが、オススメしません
さあ、MT免許・二輪免許を取ろう!
MT免許、二輪免許を取得する気になったでしょう。
自由が好きな方は是非挑戦してみてください。
MTは難しいと思われがちですが、そんなことありません。慣れです。
僕はもう何も考えずにMTを運転できますよ。

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