2024年の末から2025年年始にかけてオマーンに行きました。ワディシャープツアーに参加したので、その方法とどんな感じだったかを書き留めておきます。
オマーン旅行のまとめは以下の記事です。
オマーン、ワディシャープとはとても美しい渓谷

ワディシャーブ(Wadi Shab)は、オマーンのマスカットから南へ約140キロメートル、海岸線沿いにある美しい渓谷です。「ワディ」はアラビア語で「谷」を意味し、その名の通り、切り立った崖に囲まれた渓谷が広がっています。
ワディシャーブを訪れる際は、渓谷を歩いて進むことになるので、歩きやすい靴を履いておくとよいです。ゴール地点では泳いでさらに奥に進めるので、マリンシューズや水着を持っておくとなおよいでしょう。飲み物もあるといいですね。
マスカットからワディシャープに行くときに覚えておくこと
マスカットからツアーまたはレンタカーで行くのが一般的
オマーンの首都マスカットから南へ約140キロメートルということで、車がないといけません。オマーンはバスが発達していないので、ツアーに参加するかレンタカーを借りていくのが一般的かと思います。
私は「Get Tour Guide」というサイトからツアーに申し込みました。乗り合いのバンに乗って行くツアーで、ひとり12,000円くらいです。昼食付、英語OKです。貸し切りの車のツアーは24,000円くらいしたので、乗り合いのものにしました。
レンタカーでも問題なさそうですが、駐車場がなくそこら中に路駐してあり駐車スペースに苦労しそうなことに注意してください。レンタカーを借りた話は以下の記事です。
ワディシャープで持っていくといいもの
ワディシャープで必要だと思った装備は以下の通りです。
- 歩きやすい靴
- タオル
- マリンシューズ
- 水着(中に着ていくといい)
- 5Lくらいの防水のターポリンのバッグ
- 防水のスマホケースや貴重品入れ
ワディシャープでは40分くらいハイキングをするので歩きやすい靴がほしいです。スニーカーで問題ありません。私は無印良品のスニーカーで歩きました。
また、ゴール地点では川に入ってさらに奥を目指せるので、タオル、マリンシューズ、水着を用意するのがおすすめ(後述しますが、一部の装備は現地でも購入できます)。川底はコケで非常に滑りますし、裸足では砂利がそこそこ痛いです。水着に着替えるスペースは出発地点のトイレくらいしかありません。なので、事前に水着を下に着ておきましょう。ゴール地点で着替えるなら大きいタオルがあってもいいですね。大きいタオルがあれば水から上がった帰りにも着替えられます。
あとは5Lくらいの小さいものでいいので、防水のターポリンのバッグも持っておきましょう。貴重品いれにするのと、川は深くて足が付かないため空気を入れて浮き輪がわりにもできます。
スマホで写真を撮る方は防水で首から下げられるスマホケースがあるとなおよし。
実体験で感じた、ワディシャープに行くときの注意点
ワディシャープに行くときの注意点は以下の通りです。
- 泳ぎに自信がない方は、かなりキツい
- 貴重品をおいておく場所がない
川は深くて足が付かないところばかり。岩肌も凹凸が少なくつかむところもあまりないので、最奥まで行くと40分くらいほとんど泳いでいることになります。私は泳ぎが得意でないのと浮き輪を持っていなかったので非常にキツかったです。
また、川に入るときは貴重品を置いておく場所がありません。周囲の人はその辺にバッグごとおいている方ばかりで私もそのようにしましたが、治安がすごくいい国とはいえ結構不安でした。パスポートとかもありますし、できれば防水のバッグやジップロックを何重にして絶対濡れないようにして、川の中にも持っていきたいところです。
実際のワディシャープの様子

ワディシャープの入り口は、朝の10時30分くらいにはこのように路駐だらけになります。ツアーは朝早くマスカットを出るので問題ないですが、レンタカーの方は駐車場は困るかもしれません。

ワディシャープに向かう道中、許可を取っているかは分かりませんが画像のように装備を売っているところもあります。足りないものはここで買ってもいいですね。マリンシューズと5L防水バッグはあってもいいかも。

ライフジャケットもありますが、ハイキングのときはとても邪魔そう。

このようにボートで行きます。時間は7AMから5PMまで。料金はツアーに含まれていたので私は払ってませんが、1OMR(400円くらい)と聞きました。

このような美しい渓谷を歩きます。

ハイキングにちょうどいいくらいですね。周囲に人がたくさんいますし、一本道なのでツアーじゃない方も迷うことはないでしょう。

どんどん歩いて…

ワディシャープのゴール地点に到着です。見た目はきれいな川で多くの人が泳いでいます。見て分かるように、荷物はそのへんにみんな置きっぱなしです。大丈夫なのかな…。水の中からもっと上に行けるので、最奥を目指してみます。

泳ぎます。最初のほうでも、端っこ以外は深くて足が付きません。

どんどん泳ぐ

あの隙間の先がゴールです

暗くてこわい…

進んでいきます。指は何とかかけられるかどうかというところ。休憩はできません。

ちなみに水深はこのくらい。かなり深い!

奥はこのように開けた場所で、とてもきれいです。左奥のロープから上に登り飛び込むこともできます。
帰りは同じ道を引き返します。かなり疲れますが、どうせなら最奥まで行きたいですね。
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