マレーシアの山でバイクがガス欠したので日本に帰れない覚悟をした

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マレーシアアイキャッチ マレーシア

今回はマレーシアの山の中でバイクがガス欠した話をします。

僕は海外に行くことが決まったら、必ずチェックすることがあります。
それは、「レンタカー、レンタルバイク」です。
僕は公共交通機関を出来るだけ使用せず、自分で運転して旅をします。

これはマレーシアではないですが、ミャンマーをバイクで走った時の動画です。
僕は出来るだけこのように自由な旅がしたいんです。

海外旅行歴が長いと

悩んでる人
 

困ったことやトラブルが起きたりしないの?

と聞かれることが多々あります。

僕は軽いトラブルには何度も遭遇しているのですが、身の危険を感じたことは無いです。
しかし、一度だけ「旅どころじゃない、どうにか人のいるところに行かなきゃならない、下手したら日本に帰れない」と思ったことがあります。

海外でレンタカー、レンタルバイクを利用する人にはぜひ覚えておいて欲しい話です。
参考 マレーシアのコタキナバルでバイクをレンタルする方法【実体験】

マレーシアでレンタルバイクを借りました

僕はマレーシアのコタキナバルという場所で、いつものようにバイクをレンタルしました。

借りたバイクは日本でいうカブのような、セミオートのバイクでした。
水曜どうでしょう」が好きな僕はカブのようなバイクで海外旅が出来るだけでテンションが上がる。

いつもなら海外の乗り物は不具合がないかチェックするのですが、変に慣れていたせいもあって、ろくにバイクのチェックもせず、ツーリングに出発しました。

ツーリングを楽しみ、雨も降ってきたのでさっさと帰ろうと帰路に付いていたところ・・・

マレーシアの山の中でガス欠しました

ガス欠しました。

 ガス欠したときの状況

  • まあまあ雨が降っている
  • 山の中で前も後ろも人がいない
  • スマホに電波が入らない
管理人
管理人

詰んだ。

ガス欠ポイント前

前の風景

ガス欠ポイント後ろ

後ろの風景

ガス欠ポイント

僕はここでガス欠しました。
スマホを見ても電波が入らない、雨が結構降っている、周りに人はいないで絶望しました。

絶望してても仕方ないので歩く

雨の中、バイクを押して歩いていました。
車が来たら助けてもらおうと思っても、平日の山の中なんて車も走らない。

30分くらい歩いたら雨が上がりました。
何も解決していませんが、ちょっとだけ心が軽くなったのを覚えています。

そしてもう30分くらい歩いたら、小さなお店がありました。

管理人
管理人

助かった。

バイクを押してお店まで行き、店員のお兄さんに英語で「ガス欠した。ガソリンスタンドはここから遠い?」などと聞きました。

あ
店員さん

ガソリンスタンドはここから10kmくらいあるよ。
歩くのは無理だから、ここでガソリン売ってあげるよ。

管理人
管理人

サイコー!

1Lだけガソリンを売ってもらい、お金を多めに払って難を逃れました。
そして無事にバイクを走らせガソリンスタンドまで行けました。

相当パニクってて、「Where are you from?」という雑談に「I’m from Malaysia!」と答えた記憶が残っています。

あ
店員さん

どこから来たの?

管理人
管理人

マレーシアから来ました!

そんなわけない。日本から来たのにね。

ガス欠した原因と学んだこと

そもそも、ガス欠した原因は僕がろくにバイクをチェックしなかったからなんです。

海外(特にアジア)のバイクってガソリンメーターが壊れていることが多いです。
「常に振り切れてる」か「ずっとゼロ」のパターンは遭遇したことあるのですが、今回は「下限がゼロじゃない」のパターンでした。

つまり、ガソリンがゼロになっても、メーターは半分くらいガソリンが入っていると示していたんです。
それに気がつかなかったのが原因です。

この経験から物理的、精神的な面で学びがありました。

物理的な面は「レンタル品は不調のチェックをする」「乗り物はガソリンメータではなく走行距離で管理する」ということ。

精神的な面は「意外となんとかなる」です。
一度絶望しただけあって、意外となんとかなることが実感できました。
それからはジャングルに行っても、火山に行っても、北極圏に行っても、怪我もせず無事に帰ってきています。

周りに助けを求めることは多々ありますが、それでいいと思います。
そうしないと言葉も通じない場所に旅行なんてやってられません。

みなさま、トラブルに会っても意外となんとかなるものです。
思い切って海外に行ってみましょう!

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