台湾旅行の計画を立てているんだけど、のんびりする日も欲しい!
猫空ってところがお茶をゆっくり飲めることで有名みたい。
猫空への行き方とかオススメのお店とか教えて欲しい!
こんな疑問に答えていきます。
この記事の内容
- 猫空の行き方と美味しいお茶を飲む方法
- 猫空に行って飲める有名なお茶を紹介
- お土産にもお茶がオススメ
台湾旅行の魅力といえば「食べ歩き」です。
しかし、食べ歩きには「お腹の限界」があるので、何時間できるわけではありません。
そこで私がオススメしたいのは「景色」と「お茶」。
お茶を飲んで、いい景色でも見ながらまったりとするのはどうでしょう?
ゆっくり旅に最適な場所が「猫空(マオコン)」なんです。
今回の記事は以下の内容をまとめました。
- 猫空の行き方と美味しいお茶を飲む方法
- 有名な茶葉を紹介
- お土産にもオススメな茶葉
この記事を読めば、台湾での食べ歩きで疲れた体を癒すことができるはずです。
それでは、解説していきます。
台北駅から猫空への行き方
猫空への行き方と美味しいお茶を飲む方法を解説していきます。
台北駅から猫空への行き方(2019年4月)
猫空は台北の南東部似合って、台北中心部からアクセスしやすい、緑に囲まれた気持ちのいい場所です。
近くに台北動物園や指南宮といった観光スポットもあるので、猫空と合わせていけば一日中楽しめる場所。
MRT(地下鉄)で動物園駅まで行き、そこからロープウェイで猫空駅まで行く方法が最もメジャーでオススメな方法。
また、帰りも同じルートを辿っていけば簡単に帰れます。
動物園駅への行き方
- 運賃:片道35元 (悠遊カード使用で28元)
- 所要時間:26分程度
- 台北車站駅(台北のメインの駅)から板南線(青い線)の南港方面に乗って忠考復興駅まで行く
- 文湖線の動物園方面に乗って動物園駅に行く
または
- 台北車站駅から淡水信義線の象山方面に乗って大安まで行く
- 文湖線の動物園方面に乗って動物園駅に行く
僕は何回か猫空に行きましたが、前者の方法で動物園駅まで行ってます。理由は特になし。
動物園駅に着いたら、2種類の方法があります。
- タクシーで行く
- ロープウェイに乗り換え(おすすめ)
タクシーで行く
動物園駅からタクシーを拾って猫空まで行けます。
猫空までは6.7kmなので400元程度で行けはずですが、観光客相手なので高い値段を要求してくるかもしれません。
同じく猫空からはタクシーで動物園駅まで帰れます。
ロープウェイで行く
こちらがおすすめです。
- 運賃:片道120元(悠遊カード使用可能)
- 所要時間:20分程度
- 営業時間:以下の表を参照
月曜日 | 運休 |
火曜日〜木曜日 | 9:00〜21:00 |
金曜日・祝日の前日 | 9:00〜22:00 |
土曜日・祝日 | 8:30〜22:00 |
日曜日・祝日の最終日(連休の場合) | 8:30〜21:00 |
悪天候の場合は運休になる可能性があります。
動物園駅からはロープウェイに乗ります。
動物園駅から徒歩数分のところにロープウェイの駅があるので、人の流れとともに歩いていきましょう。
ロープウェイには普通のゴンドラと床が全面ガラス張りのクリスタルキャビンがあります。
- 通常のゴンドラ:数十秒の間隔で来る
- クリスタルキャビン:3分程度の間隔で来る
並ぶ列も違うので注意してください。
自分が行った時は土曜日の15時くらいで、約10分の待ち時間で普通のゴンドラに乗ったよ。
昔は駅の外まで行列ができていたらしいけど、今はそれほど混雑はしないみたいだね。
ロープウェイを終点まで約4km乗ると、猫空駅です。
猫空駅の中にはコンビニやトイレがあります。
猫空で美味しいお茶を飲む方法
私のオススメのお店は猫空山水客茶坊です。
ホームページ | 猫空山水客茶坊 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 無し |
猫空山水客茶坊でのお茶の飲み方まとめ
- お店の人に人数を伝えて、好きな席に座る
- 席で注文する
- 茶器を持ってきてくれて、最初の一杯はお手本として入れてくれる
- 茶器を洗って、さじで茶葉を入れ、お湯を注ぐ
- 一番茶は雑味が多いので捨て、二番茶を飲む
- おちょこのような茶杯と、細長い聞香杯が配られ、聞香杯にお茶を注がれる
- 茶杯を聞香杯にかぶせ、ひっくり返す
- 聞香杯は嗅いで楽しむ。
茶杯に入ったお茶を飲んで楽しむ - 同じ茶葉で5, 6杯楽しんだら、茶葉を変える
茶葉を取り出し器に捨て、さじで再び茶葉を入れ、お湯を注ぐ - 6に戻る
猫空駅から1km程度と散歩するのにちょうどよく、山の外側に位置しているため景色もとても良いです。
猫空山客茶坊でオーダーする方法を解説していきます。
お店の門をくぐったらすぐにカウンターがありお店の人がいます。
お店の人に人数を伝えて、好きな席に座ります。
その後は店員さんがメニューを持ってきてくれるので、注文をします。
食事メニューもあります。
例えば4人で特級鐵観音茶を飲もうとすると、以下のような計算で720元かかります。
お水代80元×4人+茶葉代400元 = 720元
茶器をこのように洗っていきます。
その後、さじで茶葉を入れ、お湯を注ぎます。
一番茶は雑味が多いので捨て、二番茶を飲むようです。
おちょこのような茶杯と、細長い聞香杯が配られ、聞香杯にお茶を注がれます。
次に茶杯を聞香杯にかぶせ・・・
ひっくり返します。
聞香杯には上質な葉巻のような甘い香りが残るので、嗅いで楽しみます。
そして、茶杯に入ったお茶を飲んで楽しみます。
同じ茶葉で5, 6杯楽しんだら、茶葉を変えます。
ピンセットのようなもので茶葉を取り出し器に捨て、さじで再び茶葉を入れます。
これが一連の流れです。
最初の1回は店員さんがやってくれますが、2回目からは自分たちでお茶を入れるので、見よう見まねでやりましょう。
茶葉は75gと結構な量あって大抵余るので、持ち帰りです。
飲み終わったらお会計。
伝票などはないので、最初に店員さんと話したカウンターに行ってお会計しましょう。
猫空で飲める有名な茶葉を紹介
猫空では様々な種類のお茶が飲めます。
事前知識を仕入れて飲みたいお茶の目星をつけないと、何を基準に選んだらいいのかわからなくなるでしょう。
そこで、代表的な茶葉をいくつかピックアップしてみました。
自分のオススメは鐵観音。
深い余韻がとっても美味しい!
鐵観音
鐵観音 pic.twitter.com/kPKktwxtvy
— 長船 俊@Nico-TECH:自造社団 (@s_osafune) November 6, 2017
鐵観音は焙煎が深い烏龍茶であり、日本人がよく飲むいわゆる「烏龍茶」に最も近いです。
葉がくるんと丸まっているのが大きな特徴で、発酵、焙煎を繰り返し手間がかかるため、高級な茶葉です。
味の特徴は濃い味と深い余韻、蘭の花のような香り。
脂っこい中国料理と相性抜群なので、台湾を代表するお茶という位置付けです。
阿里山烏龍
好奇心で買っていたカムバイティーの阿里山烏龍と東方美人。
— snow (@teamusicrain) December 10, 2019
昨日の夜は時間がなくて、ぱぱっと用意できるものを…と思って引っ張り出してきた。
阿里山高山烏龍の方は意外とおいしかった。夜に飲むにはさっぱりいい感じかもしれない。 pic.twitter.com/OGk9UAFxZ6
台中エリアの山、阿里山で取れる茶葉を使った烏龍茶。
一般に、茶葉の取れる場所の高度が高いほど、味が良いとされており、
最高峰が2663mにもなる阿里山で取れる茶葉は最高級品です。
このお茶を一言で表すと「上品」です。
繊細で透き通った味わいは歩き疲れた体に染み込み、ほうっとため息が出てしまいます。
烏龍四季春
安くて味が良いため、人気が急上昇しているお茶です。
成長が早く、四季のいつでも春のように芽吹くことから四季春という名がつけられました。
味の特徴は、その甘みです。
甘みと焙煎技術が合わさって深いコクをバランスよく引き出しています。
香りもとっても素敵です。
凍頂烏龍茶
最も有名と言える烏龍茶で、広く栽培されています。
普通の烏龍茶より、緑茶に近い味わいです。
見た目も烏龍茶のような濃い茶色ではなく、薄い緑や黄色が混ざった色となります。
フルーティで甘みがある味が特徴。
猫空のお土産にも茶葉がオススメ
猫空にはお土産用の茶葉も販売されています。
こんな可愛い入れ物で売っています。
どれを買うか、迷っちゃいますね。
香りを楽しんだり、試飲もさせてくれます。
ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。
ロープウェイの動物園駅の改札をくぐる前にもお土産やさんがあります。
猫空まで行けなくても、可愛いお土産が手に入ります。
もらった台湾のお土産かわいい 猫空かわいい pic.twitter.com/XkmI8y8SqJ
— つくし (@Tukusi37) January 4, 2018
最後に
いかがでしたか。
猫空でお茶を飲む方法がわかりましたか。
夜市などの食べ歩きで楽しむことが多い台湾、ゆっくりお茶でも飲むのは悪くないです。
良い旅は「経験」から生まれるので、お茶を経験することは強く思い出に残ります。
台湾旅行のひとつに猫空を組み込んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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