今回は、ぼったくり大国であるベトナムで被害にあわないための3つの心構えをまとめました。
- ベトナム旅行に行くんだけど、ぼったくり事情ってどうなのかな
- ぼったくりに会わなくていいように、対処法を知りたい
こんな方に向けて記事を書いていきます。
いきなりですが、ベトナムは「ぼったくり大国」です。
世界の20ヶ国以上を旅してきた僕ですが、これほどぼったくりが盛んな国は他に経験していません。
例に漏れず僕も被害にあっています。
以下、僕のぼったくり体験談。
- ホーチミンの空港から市内まで、タクシーの適正価格の5倍以上の値段で行く
- ベンタイン市場で食事の請求額ががメニュー表より200円ほど高い
- 同じくベンタイン市場でTシャツ1枚2500円(これは買わなかった)
200円ほどなら別にいいのですが、タクシーに4,000円払ったのは痛かった。
みなさんが僕のようにならないためにも、対処法をお教えします。
この記事でわかることは以下の3つ。
- 空港から市内(逆も)はGrabかバスを使う
- いくら優しそうでも、観光客相手にはぼったくってやろうと思っている
- ホテルやスタバなどで値切らないようにしよう
これさえ覚えておけば、ぼったくり被害にあわずに気持ちよくベトナム観光ができます。
それでは、解説していきます。
ぼったくり大国ベトナムで被害を防ぐ3つの心構え
下の3つを解説していきます。
- 空港から市内(逆も)はGrabかバスを使う
- いくら優しそうでも、観光客相手にはぼったくってやろうと思っている
- ホテルやスタバなどでは値切らないようにしよう
空港から市内(逆も)はGrabかバスを使う
空港から市内までは、Grabかバスを使うようにしましょう。
GrabはUberのような配車アプリです。詳しくは後述します。
ここでちょっと、僕がホーチミンのタンソンニャット空港で盛大にぼったくられた経験をお話ししましょう。
タンソンニャット空港で盛大にぼったくられた
僕はタンソンニャット空港に到着し、市内までの行き方を考えていました。
安いのでバスで行こうと思っていましたが、タクシーのキャッチの人に捕まりました。
改めてネットで検索すると、タクシーのキャッチには絶対相手するなって情報がたくさん。完全に油断していました。
提示してきた額が80,000ドン(400円くらい)だったので、まあいいかと思ってタクシーの助手席に乗り込みました。
しかし、そこで要求してきたのは800,000ドン(4,000円)。
あ、ぼったくりだと気付いた時にはもう遅い。
なんと、助手席のドアノブが取り外されており、閉じ込められてしまいました。
やってもうた。
これがベトナムの洗礼だと意味の分からない理由で自分を納得させ、800,000ドン(4,000円)払いました。
その後、車は空港内を少し走っただけで停止。
次はあの車に乗れと違うタクシーを指定されました。
そのタクシーはドアノブもあって脱出できそうだったので、「もうええわ、市内まで連れてってくれ。怪しかったら逃げてやる。」と思い乗車。
無事に市内まで連れて行ってくれましたが、さらに追加で47,000ドン(230円)請求されました。
何度も「もう払わねーぞ」と言ったのですが、様子がおかしい。
そこで僕は気が付きました。
- タクシーの1台目と2台目は組んでいるわけではなく何にも関係ない
- 1台目のタクシーは超悪徳、2台目のタクシーはまとも
2台目のタクシーにちゃんとお金を払い、「明後日空港行くから、あのぼったくりによろしく言っといて」って負け犬の遠吠えをし、僕はタクシーを降りました。
配車アプリ「Grab」の解説
Grabは東南アジアで盛んに利用されている配車アプリです。
Grabのいいところは、アプリに登録されたクレジットカードで支払いが完了するところ。
つまり、ぼったくりできない仕組みになっているんです。
こちらで詳しい解説があったので、ぜひ参考にしてください。
市内まで500円以下で行けます。
登録にはSMSの受信が必要なので、ベトナムで電話番号付きのsimを購入するか、日本で登録を済ませておきましょう。
バスを使う
バスも100円くらいと安いのでアリですが、Grabが便利すぎて微妙な感じです。
乗り方はこちらで詳しく説明してあったので、参考にしてください。
ホーチミンでバス観光するなら以下のアプリがおすすめ。
簡単にバス路線図が確認できます。
いくら優しくても、観光客相手にはぼったくってやろうと思っている
いくら優しくても、油断しないでください。
彼らはぼったくろうとしています。
日本語を流暢に話してきたりすると、ついつい気を許してしまいがちなので、要注意。
金額交渉には2種類あって、お店が先に値段を指定してくるパターンと、こちらから金額を提案するパターンです。
お店が先に値段を指定してくるパターン
このパターンの方が楽ですね。
僕は、最初に提案された金額の1/5から1/4を指定するようにしています。
Tシャツ1枚2500円だよ。
高すぎ。出しても500円。
冗談言わないでよ、流石に安すぎる!2000円以下にはできない。
オーケー、じゃあいらない。(帰るそぶりをする)
待って待って、1,000円でいいよ。
500円言うとるやろがい!
800円
500円
負けたよ。600円でいいよ。
オーケー。買うわ!
毎回こんな感じです。
これでも高めに買っているとは思いますが、よしとしましょう。
こちらから金額を指定するとき
これはちょっと困っちゃう。
相場が分からないから、何円に指定したらいいかも分からない。
そういう時は、非現実的かつマジっぽい金額を指定してみましょう。
目安は、日本で買うときの1/10くらい。
Tシャツだったら200円くらいかな。
絶対に「無理だよー」って言ってくるので、「How much?」と、逆に金額を言わせましょう。
相手に金額を言わせるのがコツ。会話の主導権を握りましょう。
ホテルやスタバでは値切らないようにしよう
ぼったくりに警戒するがあまり、どこかしこで値切る方もいます。
たとえそれがホテルでも、チェーン店であるスタバでも。
ぼったくりするのは、向こうから声掛けしてくるような、値札がない市場や路上販売、タクシーだけ。
僕は店舗があるお店やでは値切ることはしません。
だいたい現実的なお値段です。
激しい客引きや店員の推しが強かったり、何となく雰囲気でぼったくりかどうか分かります。
まとめ:向こうから声かけしてくる奴は、全員ぼったくりだ!
僕のベトナムで盛大にぼったくられた経験からわかることは以下の3つ。
- 空港から市内(逆も)はGrabかバスを使う
- いくら優しそうでも、観光客相手にはぼったくってやろうと思っている
- ホテルやスタバなどで値切らないようにしよう
ベトナムでぼったくりが不安な方。
僕の経験からぜひ学びを得て、楽しいベトナム旅行を楽しんでください!
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