この記事では、100泊以上キャンプした僕が冬キャンプで行う寒さ対策を5つ紹介します。
- 冬キャンプに挑戦したいけど、どんな装備をしていけば分からない
- ストーブって必要かな?高いからできれば買いたくないんだけど・・・
このように悩んでいる方はたくさんいるかと思います。
特に今回は、日中の気温はプラスだけど、夜中には氷点下に下がるくらいの時期の冬キャンプでの装備を想定しています。
僕はこのくらいの時期のキャンプが一番好き。
辛すぎないし、人がいないし、空気もキレイ。
雪がガンガン降る中でのキャンプはもっと厳しいものになるので、今回は除外。
この記事でわかることは以下の3つ。
- とにかく地面からの熱を遮断する
- シュラフの下にたくさん着込む
- 手先足先の末端を温める
この記事を読めば、冬キャンプに挑戦しても辛すぎる思いをせずに済むでしょう。
ちなみに、電気は無しです。電気を解禁しちゃえば、電気毛布などいくらでも快適に過ごす方法はありますが、キャンプに来て電気に頼るのが嫌なので!
それでは、解説していきます。
【ストーブ無し】僕が行う、冬キャンプでの寒さ対策5つを伝授します
暖かい時期のキャンプに加えて、冬キャンプでは以下のような寒さ対策をします。
- ダンボールを敷きまくる
- 厚い毛布を持っていく
- ヒートテックを重ね着する
- ダウンを着て寝袋に入る
- ダウンの靴下、手袋を使う
解説していきます。
ダンボールを敷きまくる
冬キャンプが寒い理由って「底冷え」なんですよね。いくら毛布とかで熱を閉じ込めても、地面から熱が逃げるため全く暖かくならない。
そこで、僕はダンボールを使っています。見た目は悪いですが、空気の層があるため断熱効果は抜群。
断熱効果はR値という断熱性能を表す数値で表されます。R値が高ければ高いほど、断熱効果が高いというわけです。
定番のマットの「サーマレスト Zライト ソル」のR値が2.6に対し、ダンボールのR値は3〜4。驚きの断熱効果ですね。
ダンボールを重ねて敷くことは底冷え対策になることが分かってもらえましたか?
見た目は悪いけど、寒いよりマシ。
冬キャンプで油断をすると、本当に死ぬ思いをしちゃうよ!
毛布を何枚も持っていく
毛布をこれでもかというくらい持っていこう。薄いやつから、厚いやつまで。
100枚あったら100枚持っていく勢いで。準備不足で後悔することはあっても、準備しすぎて後悔することはありません。
ヒートテックを重ね着する
上下のヒートテックも重ね着しちゃいましょう。
寝るときに暑ければ毛布やダンボールで調節すればいいです。僕は2, 3枚は着て冬キャンプします。これで火から離れても多少は暖かい。
ダウンを着て寝袋に入る
寝袋に入るときはダウンを着ましょう。
寝るときに厚着をするのは変な感じがしますし、慣れないと寝にくいですが、冬キャンプ好きの中では常識的な行為。
暑ければ脱げばいいです。
厚い靴下、ダウンのテントシューズと手袋を使う
これがかなり重要。寒さで辛いのは手先足先の末端ですよね。
逆に言えば、手先足先さえ暖かくすれば体の寒さは結構我慢できちゃう。
僕が使っているアイテムを紹介します。
まずは、厚い靴下。スノーボード用のバッチリ暖かいやつです。
次に、colemanのダウンのテントシューズ。これは有り無しでは全然違います。
最後に、ダウンの手袋。これで末端の冷え対策は完璧。
どれか1個って言われたら、テントシューズですね。靴下は薄いの重ねばきでも代用可能だし、手袋は手が冷えたら体にくっつけたりすればオーケー。
というわけで、最低限テントシューズは買っておきましょう。
冬キャンプはそれなりの装備と覚悟がないと辛いだけですもんねぇ。ちゃんとすれば楽しいんですけとね。
— nori♂@ツチノコキャンパー (@nori5514) January 3, 2019
冬キャンプで寒さ対策をするときのポイント
電気を使わない寒さ対策は、自分の体の熱を利用するほかありません。
なので、とにかく空気の層を作って熱の移動を無くすことが大切です。
シングルウォールじゃなくて、ダブルウォールのテントを使って空気の層を作るのも非常に有効。
お金がある方はコットを買って使ってもいいですね。
ただ、冬キャンプでは結露に気をつけてください。
テントを密閉するとどうしても、呼気や空気に含まれる水分がテント内部に付着して冷やされ、水滴となってしまいます。
大げさですが「テントの中で雨が降る」ほど結露することも。
結露しないようにするのは、正直無理です。
結露したら乾いたタオルなどで拭くしかないでしょう。
換気をすれば結露はマシになるけど、空気を循環させたら寒い。
結露は我慢するしかないというのが100回キャンプした僕の結論。
逆に、僕はこんな冬キャンプ寒さ対策は行いません
ありがちですが、僕は行わない寒さ対策です。
- 湯たんぽ
- 使い捨てカイロ
- 暖かい飲み物
一般的だと思われがちな上記の3つの寒さ対策ですが、僕は使わないです。
湯たんぽは確かに暖かいのですが、夜中に冷えるし、何より湯を結構な量を沸かすのがダルすぎる。
使い捨てカイロは単純にそんなに暖かくない。
袋とかに入れると酸素の供給が遮断されて、少ししか暖かくならないです。
気休め程度にしかならないので、僕はもう使わなくなっちゃいました。
カイロを使うなら、ハクキンカイロにしましょう。
ハクキンカイロは繰り返し使えるカイロで、冬キャンパーにも人気です。
暖かい飲み物もそんなに飲まないです。温まるのは一瞬だけなので。
まとめ:冬キャンプにしっかりと寒さ対策をしていこう!
いかがでしたか。電気を使わない寒さ対策がわかりましたか?
この記事でわかったことは以下の3つです。
- とにかく地面からの熱を遮断する
- シュラフの下にたくさん着込む
- 手先足先の末端を温める
僕の激推しのテントシューズはコレでした。
今年こそ冬キャンプに挑戦してみたいみなさま。ぜひ、僕の100回キャンプの経験を活かしてください!
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